4-5■グラフ

第4章 小テクニック

表計算ソフトと言えば、グラフでしょ?

何でまず、グラフからやらないの?

って思われているかも知れません。

まぁグラフ化は分かりやすく表示するので、大事なことではあるのですが・・・。

感覚的に分かりやすくする。ということはメリットもデメリットもあるので、必要なものにしか私は付けていません。

昨今の社会情勢としてグラフ化するとノルマを感じて、極端に取られればブラック企業だと言われてしまうリスクもあったりするので、需要が減ってきているのでは無いかと思われます。

故に、大分後回しにしたことが一点。

あとは、単純に「説明いらないんじゃないか?」というのが一点。

 

やってみれば分かる。

以外に説明の仕様が無い気がします。

 

とはいえ、面接で「エクセル出来ますが、グラフ化したことないです!」というわけにもいかないので、とりあえず出してみましょう。

こんなデータの表があったとします。

 

メニューバーの挿入を選択。

グラフを選択。

右側にグラフエディタが表示されます。

グラフの種類、データ範囲を指定したら、だいたい出来たんじゃないかと思います。

ちなみに関数の時にデータを指定した場合、表題の”月”とか”売上”という表題(フィールド名)は、範囲から外していたかと思いますが、グラフでは入れた方がいいです。

 

なので、データ範囲はA2:B14です。

B15にすると、比較グラフに合計が入っておかしくなります。

縦棒でも折れ線でもいいですが、こうなると2月8月が売上が落ちるのが良くわかりますね。数字は適当に入れただけですけど。

じゃあ、これを円グラフにしてみて・・・と。

割合まで勝手に出してくれました。

古いエクセルでは出なかったので、計算式入れていた私はちょっとびっくり。

 

とはいえ、これを円グラフにしても感覚的に分かりやすくなったとは言えない気がします。

円グラフにするのが適している情報なのかどうかなどは、一旦頭で考えておきましょう。

だいたい、全体の何%が~です。みたいな情報が欲しい時に円グラフって感じじゃないかと思います。

みんなの意見の集計とかには円グラフが良く使われていますね。

 

ちなみに、そもそも表を作る段階で軸をどちらの向きにするのかという問題があります。

グラフとしては時間軸が横で、売上高が縦なのが見やすいと思いますが、表では合計額を出しているから時間が縦で、売上が横になっています。

どちらも決まりではなく、この方がいいんじゃないかって程度なので、その程度に認識しておいてください。

私も参照する元データの形で、どっちになることもあります。

さらに、データの情報量がどっちの軸が多いのかというのも関わってきます。

臨機応変でいきましょう。

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