4-2■枠線/テキストの色/塗りつぶしの色

第4章 小テクニック

さて、前項に比べて簡単すぎて説明する必要すら無いんじゃないかということを今回はやります。

まぁ、脳の休憩的なことでよろしくお願いします。

 

表計算ソフトではありますが、やはり見やすい方がいいということで、簡単に色だったりが変更出来るようになっています。

 

セルに枠線を付ける時には、全て囲ってしまうのか、上だけ付けるのかなどが選べます。

さらに、点線だったり二重線だったり、色だって好きに出来ます。

もちろん、テキスト(フォント)に色を付けることも出来ます。

さらに、セル自体に色を付ける(塗りつぶし)も出来ます。

全部ツールバーで出来るので、探してみてください。

ちょっと変わった使い方として、たとえばテキストを白くしてしまうことが出来ます。

塗りつぶしの色が白なら、読めなくなってしまいます。

でも、読めないからこそ役に立つ時もあります。

表示する必要は無いけど、出しておきたいとか。

そんな時に使える白文字ですが、画面上見えて無くても存在はしています。

なので、印刷する時に真っ白な2ページ目が出てしまうなんてこともあるので、注意してください。

 

ちなみに、前項の教室座席図は塗りつぶしで黒を指定して、枠線を白にしています。

こうすることで、セルとセルの境目が分かりやすくなり、座席っぽさを出しています。

 

座席っぽさのために使ってしまっているので、ついでに説明しますと行と列の幅は全て編集出来ます。

これを使って、1セルに1文字を入れて使うおじいちゃんがいると話題になることがあります。

表計算ソフトなのに、どうして?と思うところはあるのですが、使い方は十人十色。

そこも余裕を持って、そういう使い方もあると認めてあげましょう。

 

ただし、個人的に許せないのが行ごとに塗りつぶしの色を交互に入れてカラフルな表にするOLさん。

見にくいし、行を挿入したらずれるし、そもそもその色の意味が何を表しているのか分からない。

集計して合計の行を塗ることもあるので、紛らわしいだけです。

やめましょう。

私は古いAccess使いなので、データはA2セルからで1行目はフィールド名にしがちです。

しかも、中央寄せでグレーに塗りつぶししたくなります。

そんなエクセルを見つけたら「あー、これのことか」と穏やかに見守っていただけたら幸いです。

ところで、エクセルとスプレッドシートの差に、枠線に斜めの線が無いというのがあります。

斜めの線なんか使わないってことも出来るんですが、個人的には欲しいとこではあるので、早くスプレッドシートに実装されることを祈っています。

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