3-6■TODAY/NOW/DAY/MONTH/YEAR/DATE関数

第3章 関数

関数はかなりの数があり、更新されるので全てを把握するのは厳しいものがあります。

良く使う関数を覚えるようになるので、この項の関数は全く使わない人もいるかと思います。

ただ、数字を扱う表計算ソフトにおいて、日付は同じようで違うことなのでまとめてこの項で紹介させていただきます。

TODAY関数 今日の日付を返します。

=TODAY()

とセルに入力すると、今日の日付が出ます。

この式のすごいところは、今日の日付という値がここに出ているので、明日確認したら明日の日付が出るということです。

ちなみに、今日の日付の値そのものをセルに入力したいときは、Ctrl+れのキーを押すと一発で出ます。

覚えておくと便利です。

NOW関数 今の日付と時間を返します。

この関数は時間まで返してしまうので、処理が重くなります。

使いどころを考えないと、無駄に処理落ちしてしまうので、良く考えて使いましょう。

DAY関数 日付のシリアル値を返します。

MONTH関数 月のシリアル値を返します。

YEAR関数 年のシリアル値を返します。

シリアル値って何?って話ですが、ちょっと難しいので飛ばしてもいいです。

 

シリアル値とは、日時を計算処理するために格納されている数値で、起点日から計算することで数値を日付データ化するために用いられるもの。

¥の時にこれは、数値を通貨にして表示していると説明しましたが、日付も同じです。

ある起点日を1から計算することでその数値が何日を指しているのかという形で日付を取っています。

起点日はバージョンなどで違うことがあります。

 

さぁ、話を戻して。

何故、ばらばらに日付、月、年となっているのか?

というより、それ必要なの?

実は、使う人には大事なんです。

そして、ばらばらに出来るからこそ必要な関数。

DATE関数。

=DATE(年、月、日)

という形でシリアル値を返します。

これで出来ることを考えて、表にしてみましょう。

この他に、自分の誕生日を入れて今何歳なのかを出す式を考えてみるとか、色々試してみましょう。

 

会社で作る資料に、毎月の報告で月ごとに1シートを使った資料を使うことが多々あります。

いつの資料でその時にどうだったのかとか入れていくと、たまにこういった式が必要になることがあるので、紹介してみました。

あと、月末月初作業とか年度末とか決まって必要になるものは早めに計算式にしておくと、次の機会が来るたびに作業が早くなります。

逆に言えば、同じ作業が予想されるものは、どこまでが同じでどこからが変化があるのかをきちんと見極められれば、作業をフォーマット化出来ると言うことです。

自分の作業がフォーマット化されて、初めて部下に作業を渡す準備が出来たと考えられる上司じゃないと、「あの人、昨日と言うこと違う。」とか、「教え方が下手で、部署に人員増やしても結果が出せない。」なんて評価がついてしまうことも。

来月、来年の評価は、今の自分の準備にかかっていることを意識しておくことがビジネスマンとして大事だと思います。

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