さて、ここまででGoogleがすごい。アンドロイドが将来性がある。ってことが、何となく分かってもらえたかと思います。
だからって、マイクロソフト社のエクセル利用者数は世界的にも多すぎて、Google社がすごくても簡単にはひっくり返せない。
国内の話をしちゃうと、いかにも日本的な話ですが「国、省庁が使っているのがエクセルならエクセルが使えないと仕事にならない」というルールに近い強制力があります。
直接取引がある大手企業は当然。
無くても、大手企業がエクセル使っているなら、下請け会社もエクセル。
その下請けも当然だから、ほとんどの企業がエクセルを使う。
だから、面接にはエクセルが出来るかどうかって聞かれることが多いのです。
実際に今現在、社内でエクセル以外の表計算ソフトを基準として使っている企業はあまり無いかと思われます。
じゃあ、何でグーグルスプレッドシートをオススメしてるの?
ということなんですが、これもやっぱり将来性が関係しています。
ひっくり返せない。と言ったものの、ひっくり返せるかも?という、単純明快な差を教えちゃいます。
それは・・・。
グーグルスプレッドシートは完全無料!ということ。
一部のアプリを除いて、エクセルを使うためのOfficeソフトはだいたい年間12,000円ぐらいかかります。
それに比べて、グーグルスプレッドシートはアカウントの登録と、ネット環境があるPCなら無料で使えちゃいます。
就職活動の勉強のためにソフトを買っちゃうっていうのも、いいかと思いますが、無料のグーグルスプレッドシートで基本を覚えておくだけで、充分エクセルが使えるって面接で言える実力が付くのは間違いなし。
ね。魅力的でしょ?
でも、もちろん全く同じソフトでは無いので、多少の違いはあります。
が。
エクセルでも、バージョンが違えば細かい差はあるのです。
そして、その差はグーグルスプレッドシートとの差と、対して変わらない。
しかも、グーグルスプレッドシートは常に更新されているので、バージョンが変わるたびに買い直して覚えなおす必要も無し。
まぁ、何てお得なんでしょう。
もう少し、深い話をします。
今、新しいPCを購入しようとすると、OSはwindows10搭載PCを多くの企業は買うことになります。
この理由は前述の、国、省庁がというところなどが関係してくるのですが、そこは重要ではないので飛ばします。
で、windows10でエクセルを使おうとするなら、安くてもPC1台に付き月900円程度が毎月かかります。
年間1万円ちょっとなので、大分お得に使えるとはいえ会社で一人1台PCはあたり前の時代としては中々のコスト。
しかも、前述のバージョン違いで取引先と差が出てしまい中身が見れない何て事も結構な頻度で起きてます。
その点、グーグルスプレッドシートなら無料で使えるし、エクセルのバージョン差分も取り込み(インポート)時に自動変換してくれるので気にする必要無し。
ここまで聞くだけだと、「それなら普通の企業はグーグルスプレッドシートに乗り変えちゃうんじゃない?」って思うかも知れませんが、企業にはメンツがあったり、新しいものに乗り換えるのを嫌がる年配幹部連がいたりで、すんなりとはいかないものだったりします。
だから今、出来る若者たちは社内でエクセル化しつつ、外部とのやり取り用にグーグルスプレッドシートを使っていたりするのです。
で、年配の方は言うのです。「このエクセル、取引先とバージョンが違って開けないから何とかしてよ。」と。
グーグルスプレッドシート使えば解決なのに。
ということで、やがてグーグルスプレッドシートを企業が使う基本ソフトとする時代がくる。
その時に「出来ます!」って言える社員であることの価値を、今自分に付けてしまおう。ということなのです。
コメント