ここで、コードが出てきたのでエクセルとの違いについて話しておきます。
エクセルではVBAというPC言語を使っていて、マクロもVBAでコードになっています。
スプレッドシートではGASで違う言語となります。
VBAから始めた私にとって、GASを覚えるのに抵抗がありましたが、JavaScriptと近い言語ということだったり、使い易いサポート機能だったりで、今ではGASの方がいいと思えるようになりました。
個人的にはスプレッドシートを使いにくいとか、マイナス面と言えるほどの物は無く、ここまではエクセルより劣るとはっきり言える程のものは無かったと思います。
ただ、マクロだけははっきりと劣っていると感じる部分があります。
それは、短縮キーの設定です。
スプレッドシートはWEBブラウザの中で使われるため、WEBブラウザの短縮キーが使っているものとかぶってはいけません。
そのため、エクセルでマクロ呼び出し短縮キーが自由度が高かったのに、スプレッドシートではCtrl+Shift+Alt+数字のみの設定のようです。
しかも、私の環境では使えた試しがなく、結局メニューから実行するしかないので、単純な繰り返し作業として、マクロの実行を繰り返せばいいというのが非常に不便です。
改めてはっきりと、この問題はエクセルに対してスプレッドシートの劣っている部分と宣言します。
ですが、ソフトパッケージではなくWEBサービスなので、更新されて解決する可能性は非常に高いです。
早く修正されることを期待しています。
ネット上では、「まだまだエクセルに比べて使いにくい」という意見を見るのですが、具体的にどこを指しているのかが分からないので、何とも言えません。
バージョン間での差以上のものを私は感じていないので、使い方の違いで何かあるのかも知れません。
それでも無料で使えることを考えれば、問題ないレベルでは無いかと思います。
そもそも各社で必要だったファイルサーバーが、Googleドライブを活用すれば必要無くなるので、多くの企業がその方法を取ると思われます。
Googleドライブにデータを保管してるのに、Microsoftのエクセルにしておく理由が無いことに気付くのも時間の問題でしょう。
さらにスプレッドシートなら、作業の差分での、データの回帰も避けられる仕様になっています。
複数ユーザーが同時編集することを想定しているWEBブラウザベースであることがここで活きていますね。
つまり、会議中に同時に同じ表の更新を複数ユーザーで行うことも出来るということなので、会議の幅も広がりますね。
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